ランドナーって、どんなバイク？

■　ランドナーって、どんなバイク？


一言でいうなら、「サイクリング車」

・・・なんですが、元々は、フランス発祥のツーリング用自転車です。

フランス語で小旅行を意味する「ランドネ」が、その語源です。日本でランドナーで旅する人は、日帰りから２～３泊程度の旅行にいくようです。

競技でもなく街乗りでもなく。
荷物を持った遠出用のバイクというところですね。

フランスから伝わった当時は、競うように、各メーカーが製造していました。もちろん、日本の地形に合わせて改良を加えたものです。

ブリヂストンサイクル
　「ダイヤモンド（アトランティス）」
　「ユーラシア」
　「トラベゾーン」
ミヤタ自転車
　「エディ・メルクス」
　「ジュネス」
　「ル・マン」
日米富士自転車の富士オリンピック
　「ニューエスト」
　「ファイネスト」
パナソニック
　「ラ・スコルサ」
片倉自転車
　「シルク」
丸石自転車
　「エンペラー」
山口自転車（当時は「丸紅山口」）
　「ベニックス」



近年では、ツーリングといえば、ロードバイクや、クロスバイク、シクロクロスが使われるようになっています。マウンテンバイクをツーリングに用いることもありますね。

ランドナーの形状に関しては、「これだ」というモノがありません。本来は、八文字状ドロップハンドルとか派ダルとか、泥除けとか、けっこうな特徴があったはずですが、ツーリングバイクやロードバイクなどが進化していく過程で、ランドナーの特性を微妙に受けついでいます。

現在のサイクリングバイクやツーリングバイクを、ランドナーと言っているケースが多々見られます。実際のところ、ツーリングバイクとランドナーは、どこどうが違うのかはっきり言えないですしね。


そうした中で、はっきりランドナーと銘打っているのが、石丸やARAYA(アラヤ工業)



ARAYA(アラヤ工業) スワローランドナー


価値があるかと思います。

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